予約が入らないからと早く値下げしすぎない
宿泊日までまだ数か月ある段階で予約が入っていないと、不安になって料金を下げたくなることがあります。
しかし、その物件の予約が普段1か月前から増えるのであれば、3か月前に予約が少ないことは必ずしも問題ではありません。
重要なのは、「今予約がない」という事実だけを見るのではなく、過去にどの時期から予約が増えているかを確認することです。
ゲストによって予約するタイミングは異なる
予約リードタイムは、宿泊するゲストの特徴によっても変わります。
海外旅行者や大型連休の旅行では、比較的早い時期から宿泊先を探すケースがあります。一方、週末の短期旅行や急な出張などでは、宿泊日の直前に予約されることもあります。
ファミリー、大人数グループ、海外旅行者など、自施設の主なターゲットがどのタイミングで予約しているかを確認すると、販売戦略を立てやすくなります。
日程によって料金調整のタイミングを変える
すべての日程を同じタイミングで値上げ・値下げする必要はありません。
連休やイベント開催日など、早い段階から需要が期待できる日は料金を維持し、予約の入り方を確認する方法があります。一方、通常の平日で宿泊日が近づいても予約が少ない場合は、周辺相場を確認しながら料金や最低宿泊日数を調整します。
「何日前になったら、どのような判断をするか」という基準を決めておくと、感覚だけに頼った価格変更を減らせます。
自施設の予約データを蓄積する
予約リードタイムを活用するには、自施設の過去データを確認することが重要です。
予約日、チェックイン日、宿泊料金、宿泊人数、宿泊日数などを記録しておけば、「週末は何日前から埋まるのか」「繁忙期はいつから予約が動くのか」といった傾向が見えてきます。
さらに、前年の同時期と比較することで、今年の予約ペースが順調なのか遅れているのかも判断しやすくなります。
まとめ
民泊の料金設定では、現在の空室状況だけを見て判断するのではなく、「通常は宿泊日の何日前に予約が入るのか」を把握することが重要です。予約リードタイムを理解すれば、早すぎる値下げを防ぎながら、予約が弱いタイミングでは適切な対策を取りやすくなります。
「空いているから安くする」のではなく、「いつ予約が入る物件なのか」を理解して価格を動かすことが、収益を意識した民泊運営につながります。
民泊の料金設定や予約データの分析、OTA運用、収益改善についてお困りの際は、株式会社エムズビーまでお気軽にご相談ください。