1泊予約と連泊予約、民泊で利益が残りやすいのはどっち?

民泊では、予約件数や売上だけを見ていると、実際にどの予約が利益につながっているのか分かりにくいことがあります。例えば、同じ3泊分の売上でも、「1泊予約が3件」と「3連泊が1件」では、清掃回数やリネン交換、予約管理などの負担が異なります。一方で、連泊を優先しすぎると、予約を取りこぼす可能性もあります。今回は、1泊予約と連泊予約を収益性と運営効率の両面から考えてみます。

目次

1泊予約は空室を埋めやすい

最低宿泊日数を1泊にすると、短期旅行やイベント参加、出張など、幅広いゲストから予約を受けられます。

予約と予約の間に1日だけ空いてしまった場合も販売できるため、稼働率を高めやすいことがメリットです。

一方で、1泊ごとにチェックアウト清掃が発生します。予約件数が増えるほど清掃手配やゲスト対応も増えるため、売上だけでなく運営コストまで確認する必要があります。

連泊は1泊あたりの運営負担を抑えやすい

3泊のゲストが1組宿泊する場合、基本的にチェックアウト清掃は最後の1回です。

1泊のゲストが3組入れ替わる場合と比較すると、清掃回数やリネン交換、チェックイン対応などを減らしやすくなります。

そのため、連泊割引を設定して宿泊単価が多少下がったとしても、清掃費や運営負担まで含めると利益が残りやすいケースがあります。

連泊を優先しすぎると空室が生まれることもある

連泊にはメリットがありますが、最低宿泊日数を長く設定すれば必ず収益が増えるわけではありません。

例えば、予約と予約の間に2日しか空いていないのに最低3泊に設定していると、その2日間は予約を受けられなくなります。

繁忙期は連泊を優先し、直前に残った空室は1泊から販売するなど、予約状況に合わせて最低宿泊日数を変更する方法もあります。

「売上」ではなく1予約あたりの利益を見る

1泊と連泊を比較するときは、宿泊料金だけで判断しないことが重要です。

OTA手数料、清掃費、リネン費、アメニティ、水道光熱費などを含め、「その予約から最終的にいくら利益が残るのか」を確認しましょう。

自施設の予約データを蓄積すると、「2泊以上の方が利益率が高い」「平日は1泊を受けた方が空室を減らせる」など、物件ごとの傾向も見えてきます。

まとめ

民泊では、1泊予約と連泊予約のどちらが優れているとは一概に言えません。1泊予約には空室を埋めやすいメリットがあり、連泊予約には清掃回数や運営負担を抑えやすいメリットがあります。

大切なのは宿泊日数だけを見るのではなく、清掃費やOTA手数料などを差し引いた「実際に残る利益」で判断することです。

曜日や繁忙期、予約状況に応じて最低宿泊日数を調整することで、稼働率と収益性のバランスを取りやすくなります。民泊の最低宿泊日数設定や料金調整、収益改善についてお困りの際は、株式会社エムズビーまでお気軽にご相談ください。

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