民泊の「売上」と「入金額」はなぜ違う?OTA手数料まで見る収益管理

民泊では、予約が入るたびに宿泊料金が売上として積み上がっていきます。しかし、予約サイトに表示されている宿泊料金が、そのままオーナーの手元に残るわけではありません。OTAの販売手数料をはじめ、清掃費や決済関連の費用などを考慮すると、見えている売上と実際の収益には差が生まれます。今回は、民泊の収益を正しく把握するために、「売上」だけではなく実際の入金や経費まで確認する重要性をご紹介します。

目次

OTAによって手数料の仕組みが異なる

AirbnbやBooking.comなどのOTAを利用すると、予約に応じて手数料が発生します。

ただし、手数料の計算方法や負担方法はOTAや契約条件によって異なります。そのため、同じ2万円で販売した予約でも、最終的な入金額が同じになるとは限りません。

複数OTAを利用している場合は、予約件数だけではなく、販売額に対して実際にいくら入金されたのかを確認することが重要です。

清掃費を売上と同じように考えない

ゲストから清掃費を受け取っている施設もありますが、その金額がそのまま利益になるとは限りません。

清掃会社への支払い、リネン費、アメニティなど、ゲストが入れ替わるたびに発生する費用があります。

特に1泊予約が多い施設では清掃回数も増えるため、宿泊売上が伸びていても経費が同時に増えている可能性があります。

売上を見る際は、予約ごとに発生する費用も合わせて考えましょう。

OTAごとの「手取り」を比較する

複数OTAへ掲載している場合は、「どのサイトから何件予約が入ったか」だけでなく、最終的な手取り額を比較することも大切です。

例えば、予約単価が高いOTAでも手数料や割引によって手取りが少なくなる場合があります。反対に、予約件数は少なくても高単価・連泊の予約が多く、効率よく利益を確保できている販売経路もあります。

OTAごとの売上・手数料・宿泊日数を整理すると、自施設に合った販売チャネルが見えやすくなります。

月次では「利益がいくら残ったか」を確認する

月末の売上が前年より増えていても、それだけで運営状況が改善したとは判断できません。

OTA手数料、清掃費、リネン費、消耗品費、水道光熱費なども増えていれば、利益はほとんど変わっていない可能性があります。

毎月、「売上はいくらだったか」だけでなく、「経費を差し引いていくら残ったか」まで確認する習慣をつけることで、値上げや経費削減など次の判断につなげやすくなります。

まとめ

民泊の収益管理では、予約サイトに表示される売上だけを見るのではなく、OTA手数料や清掃費などを差し引いた実際の収益を確認することが重要です。

「いくら売れたか」から一歩進んで、「その売上からいくら残ったか」を見ることで、本当に収益性の高い運営ができているか判断しやすくなります。

民泊の売上分析やOTA運用、料金設定、収益改善についてお困りの際は、株式会社エムズビーまでお気軽にご相談ください。

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